鍼(はり)について
治療の際にはディスポーサブル
(使い捨て)の鍼と鍼皿を使用しますので安心です

鍼灸治療は本治法というトータルで体のバランスを整える治療法と、標治法とよばれる対症療法があります。当院では治療の際に症状に問わずおなか、舌や脈を診せていただきます。それはトータルバランスを整える為に必要な診察なのです。ピンポイント治療と同時に行うことでより体を治癒にむけることが出来ます。

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鍼はちょっとこわくて・・・とおっしゃる方や虚弱体質な方には刺さない小児鍼やローラー鍼をご用意してありますので安心です。
テレビで見る鍼灸治療の光景は中国鍼が使われたりしますが中国鍼と違って当院の鍼、日本の鍼は髪の毛ほどの細さで刺さった感じは無痛、もしくは蚊に刺されたときのようにちくっと感じる程度です。
お灸(きゅう)について
小さなお子様からご年配の方まで体質、症状にあわせてお灸の治療をとりいれています。治療前には見本を見せながらご説明いたします。
お灸は
『良く血を動かす』といって体や患部の血行を促し治癒力を高めます。

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ごまつぶ程小さなこんなお灸もあります。
お灸のもぐさはよもぎの葉から出来ていて
燃した時の香りにもリラックス効果がありますが
お灸が苦手で・・・
なんだかこわいなぁ・・・
という方の為に電気温灸器を用意してありますので安心です。 |
鍼灸の作用
<皮膚からストレスを貯めた心に働きかける!?>
皮膚は痛みやかゆみを感じる保護膜なだけではありません。
最新の皮膚科学の研究で皮膚は環境の変化に対応し脳からなどの指令をうけなくても独自に修復されていることが分かってきました。
皮膚は脳や感覚器と同じ外胚葉というところから発生していて、脳と同じ細胞を持ち、神経系の伝達物質や各種ホルモンを状況により作り出し放出しているのです。
皮膚は免疫をつかさどる役目を持ち、ホルモンバランスにも影響しているのです。
ストレスを感じると皮膚のバリア機能は落ちます。
リラックスすると皮膚バリア機能は高くなります。
女性の方ならストレスで肌荒れ・・・は経験がありイメージしやすいのではないでしょうか。
皮膚の表面は皮膚自体が起こしたマイナスの電気を持っていて
それはストレス、感情により変化することがわかりました。
ですから皮膚への刺激は脳への刺激と同じような働きかけを体にし、皮膚からストレスを貯めた体や感情へ働きかけることが出来るのです。
朝起きた時に疲れが残っていませんか?
心地良い鍼灸でたまった疲れを流すと、よく眠れるようになり体全体が軽くなっていきます。
良い睡眠が取れた日の朝はすっきり起きられ体が軽く感じます。
参考文献(岩波科学ライブラリー112)皮膚は考える 傳田光洋 |
こんな治療もあります!
女性鍼灸師が伺いますので赤ちゃんと一緒に添い寝しながら無理なく治療が受けられます。
抱っこで凝り固まった肩や背中の疲れをとると母乳の出も良くなりますし
お母さんが元気だと余裕ができて良い育児につながります。

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機嫌の良い子になぁれ。
親子治療
大人1名料金6000円(自費診療の場合)で小学生までのお子様1名に初回限定で子供用のお灸の手ほどきをいたします。症状にあわせてツボに印をつけます。
その後は基本的には親御さんにやり方を覚えていただき自宅で続けられるように
ツボをとりお灸のすえ方をお教えしています。
お灸は温かい温灸を用いますが動きの盛んな1、2歳頃のお子さんのご機嫌によっては難しいようでしたらお灸のすえかたのみ教えて落ち着いているタイミングに自宅ですえていただきます。小学校入学する頃にもなると『温泉みたいで気持ちが良い』といって喜んでもらえます。
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